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2013年5月19日 (日)

同人誌かWebか(2)コミケの経済効果とは

2011年の冬コミの帰り道、キャリーバッグが壊れて、仕方なく国際展示場前駅からタクシーに乗ったことがあったんですが。

運転手さんがやたらとハイテンションで、「コミケ良いですね~」みたいなことを話しかけてきて、痛車を見かける度に「あ、お客さん、見てください! あの車、すごいですよ!」って、すごく喜ぶんですよ。

といっても、その運転手さんが、コミケにサークル参加したことがあるとか、同人誌を買ったことがあるとか、そういうわけではなくて。

「年末やお盆の何もない時期に、これだけ大きなイベントを毎年開催してくれることが嬉しい」
「ビックサイトの周辺のホテルも駐車場も、コミケ関係で予約が埋まって本当に助かっている」

コミケのおかげで、タクシーの乗客が増えて有り難い、ということなんですね。

これが100億円といわれるコミケの経済効果の一端なのか! と思い知りました。

「なんだ、そんなこと知ってるよ」と言われるかもしれません、私も、知識としては知っていましたが……、

同人誌どころか、マンガにもアニメにも縁がなさそうな(痛車という言葉すら知らない)タクシーの運転手さんが、コミケに対して好意的になったのは、

表現の可能性を追求する、とか、マンガ文化を底辺から支える、とか、そういう理念とか意義とか思想とか背景とかじゃなくて、コミケの経済効果だ、ということをしみじみと悟ったわけです。

昔から同人誌イベントに参加してきた書き手のサークルや読み手の人たちは、そういうイベントがあることや、参加していることを隠す傾向があって、コミケが拡張を繰り返しているうちに、いつの間にか、隠しきれないほど巨大な市場になったことに、とまどいを感じている部分もあったのではないでしょうか。

私自身、「できたら隠し通したい」と思っていたので、コミケが隠せないほど巨大になることで、経済効果も大きくなって、周囲の人々に好意的に受け容れられる……そんな現実に直面して、笑うしかありませんでした。

そして、もうひとつ、思い知ったことがありまして。

コミケにはひとりで行くもんじゃないですね。

キャリーバッグが壊れただけで戦利品抱えて立ち往生だし、タクシーに乗れば「昨日乗せたお客さんは打ち上げパーティ開くそうです!」と言われて……で、年末の寂しさわ侘びしさが身に染み過ぎました、です。

(続く)

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